マイ・スタートアップ・ストーリー


福岡市の政府のための私のスタートアップについてのスピーチ:

高島宗一郎さん、皆さん、こんにちは。

遠いところからお越しいただき、有難うございます。本日は私たちのスタートアップのストーリーについて話したいと思います。

始まり

私たちのストーリーは社会人としてあまり経験がない二人から始まります。私と大学生の時に知り合った友達、ライアン・フレーシャーさんです。その時、二人ともそれぞれ普通の仕事を持っていました。私はロッキード・マーティン国家防衛会社でミサイル・デフェンスのソフトを開発する仕事をしていました。殆どの生徒みたいに私はこういういわゆる良い仕事をゲットするため、大学で一生懸命に勉強しました。同僚も頭が良くて、親切で、様々なことを教えて頂きました。給料も満足でした。全体的に人生は順調だと思いました。ライアンさんは家族の会社でオンライン・セールスを最適化する仕事をしていて、私と同じように感じていました。

気持ちが変わる

しかし、毎日やっていることが次第に飽きてきまして、仕事に対しての熱意もなくなりました。仕事の内容は簡単なわけではなかったのですが、私が開発している商品に興味がありませんでした。興味がなかったので、毎日同僚と同じように5時になったら、仕事を終えていました。でも、同僚と違って、私は家に帰ってから寝るまで自分のプロジェクトを開発していました。この時間を使って、最新の技術を勉強する夜もありました。

自身の目的

私がそのなかで学んだのは、自身の生きる目的でした。毎日自分が好きなことができれば、仕事も永遠に飽きないし、興味があるから、もっと頑張って仕事をすると思います。 別の言い方で「Do what you love」・「したいと思うことをしなさい」といったようなことでした。

やれ!

自分の生きる目的を発見しましたが、まだ何を作りたいか決めていませんでした。 ですが、一つのことが分かりました。その時の仕事を辞めなくてはいけないことが分かりました。同僚や友達や家族と話したのですが、誰も理解してくれませんでした。皆はリスクが高すぎると思いました。正直に言うと、私は少しびっくりしました。倒産するリスクが高いですが、倒産しても、起業で得た経験を使って、すぐに新しい仕事を見つけられるから、心配する必要がないと思いました。逆にこの機会は自己投資だと思いました。ですから、私は皆の注意を無視してライアンさんと同時に仕事を辞めて、アーカンソー州に引っ越しました。私とライアンさんと他に協力した友達と家を借りて、そこで私たちのスタートアップを成立することに決めました。その時の気持ちははっきり覚えています。幸せな気持ちも、怖い気持ちも、様々な気持ちがありました。ですが私はやっと自由になったと感じました。

しかし、大きな問題がありました。

市場分析

私たちにはたくさんのアイデアがありましたが、実際に何を作るかまだ決めていませんでした。前の仕事の給料がないので、早く決断しないといけません。最初の一ヶ月間市場分析して、ソーシャル・データ関係の商品をいくつか作りたいと決めました。最初の商品はソーシャル・データを分析して株価を予算する商品でした。

生きるための貯金

次の問題は今考えると当たり前だと思いますが、その時あまり考えませんでした。それはお金はどうすればよいかということです。ブリットさんという人は給料も貯金もゼロでした。私は結婚したばかりで、貯金は生活費3ヶ月分しかありませんでした。ライアンさんが一番貯金がありましたがしばらく三人を支えるぐらいしかありませんでした。皆の貯金が集まったら、三ヶ月間ぐらいの貯金がありました。ということは給料がゼロで、食料はインスタント・ラーメンで、ビールを買うお金もありませんでした。

投資家を探す

運転資金が少ないので、投資家を早く見つけなければなりませんでした。私は投資家を一人も知らないし、どうやって見つけるか分かりませんでした。簡単に言うと、投資家のこと全く分かっていませんでした。しかし、ライアンさんは1年前に投資業務のインターンの経験があったので投資家の知り合いが何人いました。会議をいくつか持って、私たちの企画と商品などを発表しました。結果は150、000ドルの投資が手に入りました。やっと給料がもらえるようになりました。給料は20,000ドルしかありませんでしたが、生活するのに十分で、最高に嬉しかったです。

もちろん、もっと給料を取ることができましたが、私たちはこの投資のお金を大切にしました。スタートアップが倒産する90%の理由がお金の使い過ぎだとよく聞くので、なくならないように気をつけました。

投資を集めるコツ

正直に言うと、この話題についての話がとても長くて、全部話す時間がありません。まず投資家も人間で、皆それぞれ全く違った考え方を持っているということを認識することですから、各投資家が具体的に何を聞きたいか分かりません。しかし、三つ大事なところがあります。

投資を集めるコツ:投資家との関係

起業を始めた時、投資家は一人も知りませんでした。私が一人で投資を集めようとしたら、失敗する可能性高かったと思います。しかし、ライアンさんは投資業務で働いたことがあるので、その関係を持っていました。

投資を集めるコツ:人

人は性格が合っている人と協力したり、友達にななりたいものです。投資家も同じように協力しやすい起業家と関係を作りたいと思っています。自然に働けることが大事です。あと、自分の会社の対象市場と商品について知ることも大事です。関係がよくても、何よりも株価が投資家にとって大事です。

投資を集めるコツ:成長

投資家にとってスタートアップの成長の速度が一番大事です。目的は成長しているスタートアップが小さいうちに早く投資することです。それで、会社が大きくなったら、投資家の株価も非常に高くなります。速度が大事ではなかったら、スタートアップへの投資より安全な投資先がたくさんあります。

商品を開発

実は私たちはもう二、三ヶ月ぐらい開発していましたが商品の開発は終わらないものです。今まで開発したのは検証に必要な最低限の機能を持つ商品です。(またはMVPという)私たちはできるだけ早く商品を開発して、お客さんに渡しました。商品を完璧に完成させてから出す考え方もありますが、スタートアップのお金が限られているので、そうするとお客さんとユーザーの商品に対する意見を集めて商品を更新する時間が足りない時が多いのです。

方向転換(ピボット)

私たちの場合、商品を早く出して良かったです。私たちの初めての商品はうまく売れなかったので、商品の方向を転換しようとすぐに決断することができました。ソーシャル・データはまだ使いたかったですが、今回は株価を予算する商品ではなく、会社の商品開発部と市場部を手伝うための分析と検索エンジンを開発しました。お金を大切にしたおかげで、この新しい商品を開発するゆとりがありました。この商品が一ヶ月以内で前の商品の売り上げを超えました。売り上げがドンドン上昇しました。

Yコンビネータ(YC)

二年間が経って、売り上げが上昇する傾向が続いていました。YCというサンフランシスコにあるスタートアップを助けるプログラムに参加できる機会がありました。私たちはもう二回ぐらいYCを申し込みました。毎回失敗しましたが三回目はやっと成功しました。私たちはもう売り上げがありましたから、YCに参加するのは意味があるのかなとよく悩んでいました。しかし、参加したら、すぐにYCの価値と役に立つさが明らかにになりました。YCで多くの自分より経験が豊かな起業家と話す機会があって、皆さんのおかげで、起業や技術や管理や報告などについて学ぶことができました。YCに参加しなかったら、弊社はどうなったか想像できません。

分かれ道

また二年間が経って、去年の10月に私たちは三つの選択を迫(せま)られました。一つはシンプリー・メーシャードという会社は弊社との合併、もう一つは私たちが最近知り合った投資家から2,000,000ドルを頂いて、会社をもっと早く大きくします。最後の選択は何もせずにビジネスを続けることでした。選択はどれもだったので、選ぶのが大変でした。

合併

同僚や投資家と皆でよく考えた結果、合併するのが一番良さそうな選択でした。データランクをシンプリー・メーシャードと合併させることに決めました。スタートアップでの今までしたことの中でこの合併が一番大変でした。まず、社員をアーカンソー州からシアトルに引っ越すことでした。引っ越したくない人も何人かいました。シンプリー・メーシャードはデータランクより10倍大きいので、すべて最初からやりなおしになるのかという感じも少しありました。しかし、一緒に協力することで、成功率が高くなると思います。今、弊社は150人います。まだスタートアップの規模か分かりませんが、まだ小さいので、この戦いが続きます。

自己反省

私たちが成功したところと失敗したところを振り返ると、様々なことが思いおこされます。

自己反省:運

もちろん能力と経験が大事ですが、運も大事だと思いました。いいビジネスのパートナーを見つけられるのもタイミングが大事です。相手はもう別の会社で働いているかもしれません。もしかして、自分が入った市場のタイミングが良くない場合もあります。早すぎる時も多すぎる時も両方あります。

自己反省:集中

スタートアップで自由度が高い分、多くの商品に集中することができますが、これは危険です。同時に多くの商品に集中すると、一つも完成しない危険性が高まります。一つずつ完成する方がいいと思います。

自己反省:チームメート

いいチームを作るのは何よりも大事だと思います。アイデアがいくら良くても、いいチームがいなければ何も作れません。新しい人を採用する時、いつもこの人は皆とうまく仕事ができるかと考えなければなりません。周りの皆を尊敬し、楽観的な考え方を持つ人と一緒に働くのが楽しいです。能力も大事ですけど、いつも皆と考え方がぶつかるならアウトです。こう言う人が一人だけいれば、成功の妨げになってしまいます。

自己反省:ストレス

失敗する危険性が常(つね)に伴(ともな)いますから、そのストレスに悩むことがよくあります。スタートアップで何もない状態から会社を立てるのはすごく時間がかかるので、残業は毎日なことになってしまいます。普段は週に70〜80時間ぐらい働きます。忙しいから、不健康な食事生活する可能性もあります。これらの不健康な生活習慣もストレスを増加させる現実があります。ストレスはしょうがないので、ストレスがあることを認めて、同僚の感情を理解しようとします。あと、ストレスをなくするイベントかリラックスができる方法を忘れないのが大事です。

自己反省:コミュニケーション

99%の問題の原因はコミュニケーションです。相手を誤解する可能性があります。あと、コミュニケーションを全くしないことも危ないです。ですから、皆がよく話すのが大事です。例えば、自分の問題について、会社のビジョン、各部の状況など。仕事以外に同僚と一緒にイベントを参加し、一緒に昼御飯か晩御飯も食べるし、ビールが好きなら一緒に出かけるのもいい話す機会だと思います。

あと、上司と部下の間の壁をなくすのも大事です。壁があれば、部下は大事な話があっても、上司に言わないかもしれません。会社が小さい時にオープンなコミュニケーションは特に大切です。

自己反省:コミュニティー

最後に話すのは起業家にとって大事なのは、スタートアップのコミュニティーです。

起業家を集めさせるイベントを開催することで、起業家が互いに話せてアイデアを交換できます。始まったばかりの起業家は経験を持っている起業家から学ぶこともできます。

でも、起業家を誘う以外にスタートアップに興味を持っている投資家と政府関係者と会社を誘うことも役に立ちます。

ほかの会社を誘う価値もたくさんあります。まず、起業家が直接会社から問題と何が必要かを聞くことで、もっと深くその問題を理解することができます。データランクの商品もスタートアップのイベントで生まれました。P&Gと言う会社の会社員がいて、私たちと話して、最後に私たちの新しい商品の初めてのお客さんになりました。その会社員が結局会社を変わって、データランクのサービスも持って行きました。あの出会いはどれぐらい大事になるかその時は分かりませんでした。

投資家が来る価値は明らかにです。投資家は起業家みたいに皆が違います。だから、起業家が投資家からお金をいただく前、多くの投資家と話すのが大事です。多くの投資家と会えるなら、もっと適当な投資家を見つけることができます。逆に投資家ももっと多くの起業家と話す事でもっと優良な投資ができます。

私の経験から政府は直接スタートアップに投資せず、このような起業家を集めたのイベントを開催します。あと、投資活性化を支援するため、何かのインセンティブをあげたりもします。例えば、税額控除(ぜいがくこうじょ)、もう一つの例をあげると、福岡市の政府は福岡市に残るスタートアップにオフィスの家賃の割引をしていますね。

結論

弊社の前にある道はまだ長くて、学ばなければならない事がまだまだありますが、それがスタートアップと言うものだと思っています。私たちのスタートアップのストリーをお聞きいただきありがとうございました。これからの福岡市との関係をとても楽にしております。